ヴィーガンでは痩せない?完全菜食主義者が健康的ではない理由4つ



近年ビーガン(完全菜食主義者)という生き方に注目が集まっていますよね。



野菜しか食べないと聞いて健康的とビーガン料理をダイエットに取り入れたいという人もいると思います。

ただ、私はビーガンはダイエットには適していないと考えていますので、その根拠を4つご紹介したいと思います。


ビーガン(完全菜食主義)がダイエットに向かない理由4つ



インドでは40%の人がベジタリアンと言われていて、ビーガンも多くいます。しかし、ビーガンでも肥満な人は数多くいました。

そんな現実を見て僕はビーガンでも健康的ではないと考えたのですが、その根拠について持論をお話していきます。

 タンパク質不足→ほぼ大豆と小麦グルテンのみ




まず栄養の面でいうとビーガン料理は基本的に大豆などの豆類、ナッツ、小麦グルテンに頼ることになります。



肉や魚と異なり植物からのタンパク質を必要量を摂取するには大量の豆類を食べなくてはならなくなります。



また、まだ大豆製品は安く買うことができるのですが、ナッツは高価な上脂肪分も多く含まれるので結果的にダイエットには不向きだと思います。



味を求めると糖質や脂質過多で太る



タンパク質を多く摂取するためには大量の大豆食品を摂取しなくてはいけないといいましたが、味付けが一辺倒になると飽きてしまいます。



そのため色々シンプルな味付けのこういった健康的な料理だけではなく



大豆や小麦グルテンなどを使った肉もどきなど様々な料理が考案されています。(写真は酢豚とラーメン)




しかしこういったもどきの料理は旨味を出すために本来の肉や魚で作ったときよりも多くの砂糖や油を使用することになります。



糖分や油などのカロリーが高いものを大量に摂取していれば、たとえ植物性であっても必ず太ってしまいます

外食できない&自炊のストレス



こちらはダイエットだけではなく生き方をビーガンにした人限定の話になります。



日本ではビーガンはあまり普及しておらず、レストランでもビーガンを選択できる店は大都市以外ではほぼないと言っても過言ではないでしょう。



よってビーガンの人は毎食自炊することになるのでかなりの時間や労力的な負担になりストレスが多くなります。



また友達と遊ぶときでもビーガンを選択できるレストランにしか行けなくなり、面倒がられて疎遠になるビーガンの人の話も多く聞きます。



日本では野菜は高い→家計を圧迫



また日本では諸外国と比べて野菜は高額です。


そして、めんつゆなどの調味料のちょっとしたものまでにも動物性の原料が使われているため、基本の調味料以外はビーガン用の食材を買うことになります。



それらのビーガン用の食品はえてして高額でなので家計を圧迫します。



体の健康をそうですが、お金がないということは心の余裕がなくなっていくので神経質になりストレスであまり健康的とは言えなくなってしまいます。



思想のビーガンは賛成です。



ここまでビーガンを批判する内容を書いてきました。



しかし昨今ニワトリをずっとゲージに閉じ込めて卵を産ませたり、ガチョウに無理やり餌を食べさせてフォアグラを作ったりと酷い畜産の方法が問題視されるようになり心を痛める人も多いのではないかと思います。



そのような人が上記の健康のデメリットも全て承知の上でビーガンを始めるなら私は賛成ですし素晴らしいと思いますが、知識もなくビーガンを始めるのは危険だと思い今回の記事を執筆しました。


おわりに(ベジタリアンから始めよう)



健康的にビーガン生活を送るのは難しいです。特にダイエットに関しては低脂質で高タンパクで低価格な鶏肉などの動物性の栄養素を取り入れたほうが私はダイエットには向いていると考えます。



なので動物の殺傷が嫌な人は卵や乳製品を食べられるベジタリアンから始めてみてはいかがでしょうか?多少値は張りますが自然放牧でなるべく動物に負担をかけないように育てられた卵も買うことはできます。



安さだけを求めると結果的に劣悪な畜産を生み出してしまいます。消費者の学びや食品の選択によって酷い畜産方法から動物を守ることもできますよ。



それじゃっ!

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