特徴的な歌と独特なファッションセンスや少し怖い世界観で今や大人気の歌手のビリーアイリッシュ。
彼女がどんな影響を受けていたのか気になりますよね。
僕はベクシンスキーとの共通点を見つけてしまったのでそれを考察していきたいと思います。
ビリーアイリッシュ(Billie Eilish)
2001年12月18日生まれのアメリカの歌手で今や世界的な人気の歌手です。
独特のウィスパーボイスの歌い方や不気味なMV、奇抜なファッションセンスで若者を中心に絶大な人気を誇っています。
特に「bad guy」はYou Tubeで8億回近く再生されているほど世界的なムーブメントを起こしています。
ベクシンスキー
1929年2月24日 – 2005年2月21日 のポーランド出身の画家です。
不気味なタッチや少しグロテスクな絵が特徴で「終焉の画家」と呼ばれていました。
全体的に薄暗い絵が多く日本では「見たら死ぬ絵」として話題になった作品もありました。
その退廃的で他に類を見ない絵であの「ナイトメアビフォアクリスマス」の作者のティムバートンにも影響を与えたと言われています。
ビリーアイリッシュのMVはベクシンスキの影響!?不気味な感じが似ている!
ビリーアイリッシュのMVとベクシンスキーの絵画の共通点をお伝えしたいと思います。
bad guyの背景
先ほどお伝えしたとおりYouTubeでの再生回数が8億回ほどのビリーアイリッシュの代表作です。
歌の一番から鼻血や膝の青あざなどグロテスクな表現が使われていますが、注目すべきは1分30秒から始まる2番の最初のシーンです。
倒れている男の口に牛乳を入れ続ける不気味なシーンで赤土と薄暗い空の背景が広がっていますが、その雰囲気がベクシンスキーの絵にそっくりです。
when the party’s over の血の涙
続いてはbad guyよりも前の作品の「when the party’s over」です。
bad guyの歌い方とは違い澄んだ綺麗な声で歌っているので個人的にはこちらのほうが好みです。
こちらのMVも赤黒い液体を飲み血の涙を流す怖くて気持ちの悪い演出で有名になりました。
曲の1分53秒あたりが血の涙を流すシーンです。
これもベクシンスキーの影響を受けているのではと考察できます。
ベクシンスキーの絵の中にも血の涙を流す作品が何枚かあります。
写真がなくてお見せできないのですが、Googleで「ベクシンスキー 血の涙」で検索すれば出てきますので、是非見てみてください。
やはり全体的にビリーアイリッシュ怖くて気持ち悪い雰囲気は直接的や間接的にベクシンスキーの影響を受けているのだと考えられますね。
おわりに
ちなみに日本で作品展などは今まで行われてはいないみたいですが、ポーランドのチェンストホヴァやサノクではベクシンスキー美術館もあるので興味がある方は行くことをおすすめします。
負の遺産のアウシュビッツの拠点になる街のクラクフからも行きやすい場所にあり、共に観光もしやすいですよー。
それじゃっ!
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